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シュナイダー回転翼が翼のない航空機を飛翔させる

 機体の主翼、スタビライザー、そしてプロペラにとって代わりパドルホイール(水掻車)を採用した新型航空機が、ワシントン州の大学の学者によって設計された。本機体は上空でのホバリング、より低速での着陸を可能にするとされる。回転盤につけられたタービン羽根が機体を推進、垂直線上の動きもコントロールできる。2つのパドルホイールは従来の固定翼が備え付けられた箇所に取り付けられている。その小型のものがスタビライザーと昇降舵に取って代わり部翼部付近に備わっている。主翼部にあるパドルホイール、開発者のいうサイクロイドプロペラは回転盤に6枚、尾翼部の小型版には4枚のタービン羽根が接続されている。ホバリング機能、低速着陸の機能に加え、開発者いわく、この新しい機体は火器類を搭載せずとも戦闘機に近い戦闘力を有するらしい。

/キャプ右上/
左下には7フィートスケールのモデル機が映されている。下はイラストレーターが描く飛行時のようす。

 

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