大好評につき『機械化グラフィック展』
「Art Space Sawa」にて開催決定!!
―期間
2014年10月11日(土)~10月20日(月) 12時~18時 入場料:無料
展示A 10月11日~16日(陸軍)/展示B 10月17日~20日(空・海軍)
―開催場所
Art Space Sawa
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1‐7 日本文芸社ビル5F
TEL&FAX 03-5212-5359(澤口書店 神保町店)
企画 サイバーダイン株式会社
協力 昭和ロマン館(千葉県松戸市)研究家:明石小五郎
協賛 株式会社澤口書店 株式会社アーキテクト 株式会社ほるぷ出版
展示会内容
・小松崎茂 原画展示 戦記挿絵(1点)
・復刻拡大の誌面レプリカパネル展示 複製(10点)
・上田信、開田裕司、小林源文によるトリビュートアート展示
・『機械化 小松崎茂の超兵器図解』先行閲覧
・『機械化』誌面スキャンデータがPCビュアーで見られる閲覧コーナー
遂に『機械化 小松崎茂の超兵器図解』が発売決定!!
SF絵師の小松崎茂画伯の「幻の超兵器図解」完全復刻します。
陸軍省の支援により外郭団体:財団法人機械化国防協会が刊行した同誌は、戦時中に実施された国家総動員法の下で兵器工場に徴用された少年工員や女子挺身隊に向けて兵器の構造や軍事技術を啓蒙教育するための国策科学技術雑誌でした。
しかしながら巻頭に添えられた一葉のグラビア口絵には毎号、空想の超兵器が描かれ、殺伐とした軍事教育よりも発明や空想の楽しみを少年少女に与えたのです。
これらのグラビア口絵のほとんどを描いたのが当時二十歳代半ばの新人画家:小松崎茂で、考案内容により三村武、最上三郎などの筆名と筆致を使い分け、本文の図解や図面も描いていました。
戦後、『地球SOS』『第二の地球』などのSF絵物語、『大平原児』などの西部劇絵で人気画家となり、『地球防衛軍』『宇宙大戦争』『海底軍艦』などの東宝特撮映画のコンセプトアートも手掛けた小松崎茂のスーパーメカの発想の原点それは『機械化』の超兵器だったのです。
後に『サンダーバード』『宇宙戦艦ヤマト』などのSFプラモ、「零戦」「戦艦大和」などの兵器プラモの箱絵や『ウルトラマン』などの怪獣紙芝居で子どもたちを楽しませた小松崎茂画伯のデビュー当時の力作の数々を紹介します。