『機械化グラフィック展』にお越しいただきましてありがとうございました。
引き続き展示会を開催致しますので、是非起こしいただけましたら幸いです。
今後とも当サイトにて告知させていただきますので、よろしくお願い致します。
「小松崎茂 幻の超兵器図解 復刻グラフィック展」
約2年ぶりに開催決定!
会期:2016年9月10日(土)~10月2日(日)
開場時間:午後1時~午後7時
入場料:無料
会場:キャラクター・ベース
住所:東京都杉並区阿佐谷南2丁目40−1
阿佐ヶ谷アニメストリート内
【前回開催内容】
2014年10月11日~20日神保町 『ArtSpaceSAWA』
10月21日~31日銀座 『CHEEPA'S GALLERY』
会場にてメールアドレスを御記帳いただいた方へは、
次回展示会内容をメールでもご案内させていただきます。
『機械化
小松崎茂の超兵器図解』
発売中!!
SF絵師の小松崎茂画伯の「幻の超兵器図解」完全復刻します。
陸軍省の支援により外郭団体:財団法人機械化国防協会が刊行した同誌は、戦時中に実施された国家総動員法の下で兵器工場に徴用された少年工員や女子挺身隊に向けて兵器の構造や軍事技術を啓蒙教育するための国策科学技術雑誌でした。
しかしながら巻頭に添えられた一葉のグラビア口絵には毎号、空想の超兵器が描かれ、殺伐とした軍事教育よりも発明や空想の楽しみを少年少女に与えたのです。
これらのグラビア口絵のほとんどを描いたのが当時二十歳代半ばの新人画家:小松崎茂で、考案内容により三村武、最上三郎などの筆名と筆致を使い分け、本文の図解や図面も描いていました。
戦後、『地球SOS』『第二の地球』などのSF絵物語、『大平原児』などの西部劇絵で人気画家となり、『地球防衛軍』『宇宙大戦争』『海底軍艦』などの東宝特撮映画のコンセプトアートも手掛けた小松崎茂のスーパーメカの発想の原点それは『機械化』の超兵器だったのです。
後に『サンダーバード』『宇宙戦艦ヤマト』などのSFプラモ、「零戦」「戦艦大和」などの兵器プラモの箱絵や『ウルトラマン』などの怪獣紙芝居で子どもたちを楽しませた小松崎茂画伯のデビュー当時の力作の数々を紹介します。